パーソナルスタイリストとは簡単に言うと「個人の方向けのスタイリスト」です。
スタイリストと聞くと、テレビに出るような芸能人や雑誌のモデルさんが利用するもの、というイメージを持つ方が多いと思いますが、「テレビ映え」や「誌面映え」するスタイリングを主な仕事とするスタイリストとは異なり、パーソナルスタイリストはご依頼されるお客様一人ひとりのご要望を叶えるスタイリングやコーディネートをご提案するのが主な仕事です。
「いつ?」「どこで?」「誰と?」「何をする?」時に「何を着る?」
なんて、学校でも家庭でも、職場でも教えてくれません。
洋服屋さんに洋服を買いに行っても、「これを買ったら、あなたの持っているあのパンツ合いますよ」なんて痒い所に手が届く一言はなかなか言ってもらえません。
ファストファッションのお店に行って、お葬式の時のスーツの着方も教えてくれません。
洋服屋さんは、自分のお店の商品については「プロ」でも、それ以外の商品についてはプロではありません。
ちょうど、街の八百屋さんが市場で旬の野菜を仕入れ、そのおいしい食べ方やどんな栄養があるかまでを教えてくれるように、様々なジャンルの洋服屋さんの商品を横断的に網羅し、洋服の着方・着こなしや「なぜ着るか?」までを総合的にお客様にフィードバックし、洋服に関わるあらゆる悩みを解決するのが私が考えるパーソナルスタイリストとしての仕事です。